感性論哲学において
「哲学における4つの問い」というものがあり、
ほとんどそのいずれかに入る「問い」を
私たちは発しているということです。
その「4つの問い」とは、次の通り。
①理念への問い
(いかに在るべきかがメインテーマ)、
②本質への問い
(大元には何があるのか、大元は何か、根元の追求等)、
③全体への問い
(私の考えるテーマの全体とはどんなものか、
どこまで広くとらえるか、全体と部分の関係、全体の中での位置づけ等)、
④現実への問い
(私の置かれている現実をどう考えるか、
起こっている問題の意味、現場に起きている現象の理解等)。
そして、企業経営者において
哲学的に考えるということについては、
上記の4つの問いを
次のように置き換えて考えるとわかりやすくなります。
①企業経営者における理念への問い、
②企業経営者における本質への問い、
③企業経営者における全体への問い、
④企業経営者における現実への問い、
というように。