インフラプレート



1:熱きおもい。起業者、社長、事業者、リーダーのヤル気が無ければ始まりません。ただのヤル気だけでは長持ちしません。触ればヤケドするくらいのヤル気が大事です。強い意志、不撓不屈の精神、腹の底から湧き上がってきているおもい、心の底の感性から湧き上がってきたものだけが無限のエネルギーを与えてくれます。宇宙に満ちた宇宙エネルギー、感性エネルギーが本人の生命感性を通じて流れ込んでくるのです。


2:口座開設。厳密には、法人設立や事業開業届けなどもありますが、取引に必要なお金のやり取りに欠かせないので、口座開設のみにとどめました。これで、金融機関を通してお金のやり取りができます。事業者個人の銀行口座は有るものとして進めています。ですから、事業開始、起業に際して、ゲーム上では300万円の事業資金を個人的に用意して、その資金を事業用の口座、会社の口座に振り込んでからスタートする、というようにしました。ここでは、口座開設に1万円の手続き費用が発生します。


3:設備投資・仕入投資。資金のサイクルは「調達ー投資ー回収」です。自己調達した300万円のお金は、事業に投資されます。カンタンに言うと、その事業を進めていくために「お金を使うこと」「何かを買うこと」。ここで想定しているビジネスモデルは従来からある「製造・販売のビジネスモデル」です。「つくって売って儲ける」ビジネスモデルです。そこで、設備投資や仕入のための投資が必要になってきます。ここでは、100万円の投資としています。


4:事務所開設、整備、PR。一応事務所や工場を借りたり、自宅を改築改装してビジネス拠点を設けます。事業届出にしても住所を明記しなければなりません。その上で、机やイス、ソファなどのオフィス家具を入れて、棚や事務機器を整えて事務所づくりをしていきます。それに、見積書、請求書、納品書、領収書などの伝票類も必要になってきます。さらに、宣伝広告・PR、挨拶回りもした方がいいでしょう。挨拶状、名刺、カンタンな会社案内、営業案内、営業チラシなども必要になります。最初はあまりお金をかけられないので、10万円の出費。


5:PC整備、IT化。スマホ、タブレット、PCとデジタル機器と周辺機器、アプリ料、ソフト料なども最低限の投資はしていかなければなりません。業種業態規模によって幅はありますが、ここでは50万円かかると設定してあります。

6:ホームページ。これからは、ホームページ無し、という訳にはいきません。名刺レベル、会社案内レベル、ネット販売・ネット営業・販売レベルまでいろいろありますが、その時のビジネスモデルや予算を見ながら投資していくことになります。ここでは20万円としています。右上に「◯△□の経営ピラミッド」を入れてありますが、これは理念経営型のホームページが望ましいという「おもい」の表現です。


7:保険の加入・更新。起業、創業時からリスクマネジメントを織り込んで進めることが好ましいので、用意しました。保険的な配慮や対策はなかなかできないものですが入れました。ゲームの中ではいろいろなトラブルや事件・事故があるので、必須アイテムとなっています。保険を使うごとに再加入更新をするルールとなっています。いずれも1回5万円の費用となっています。ゲーム上は加入していないと損するルールとなっています。

8:ネット広告。PC、タブレット、スマホ等のデジタル機器を整備し、デジタル化し、ホームページを持っていても、求人採用や営業販売をより有効にして成果を上げるにはネット広告は上手に活用していく必要があります。そこで用意してあるプレートです。買わなければいけないプレートとして設定してはありません。広告費は10万円で、いつでもできるものです。


9:教育学習環境の整備・充実。「◯△□の経営」においては組織論のベースとして「学習する組織」を基本としています。それは「考える組織」でもあり、これからの組織の基本であると考えています。それゆえに、プレートの一つに入れてあります。これもネット広告と同じように、いつでもできるアイテムとなっています。