業務カード解説


実際の売上を作るための機能として業務カードがあります。
その機能の主なものには以下の6つがあります。
①売上を考えるときに、取引と言う視点からこのカードは作られています。
取引を考えた時に、自由取引と危険取引があると考えることができます。
自由取引については、サイコロを振ることによって
その何倍かの売り上げができると言うような考えで設けられたカードです。
自由取引には意外に運の要素が多いからです。
②次に自由取引の中に入ると言っても良いのですが、
ある程度ゲームを進める上で売上と利益を確定させたカードです。
これは原材料を仕入れ、加工し、そして商品化をして売ると言う流れを意識したものです。
これについては利益率の高いもの、普通位のもの、低いものの3つを設定したカード構成になっています。
③第3に仕事の成立と不成立と言うカードを作っています。
つまり仕事が成立すると言うのは売上が実際に上がると言うものですが、
不成立についてはそのまま商品が在庫になって残ってしまうと言うケースのものです。
意外とこのケースが多く、経営を圧迫するのも不適正在庫からです。
④第4にいろいろな仕事の中にもラッキーな仕事がたまにあると言うことです。
この場合には仕入れや生産を伴わないで、手数料収入やロイヤリティー収入と言うことで
売上が成り立つものとして作ったカードです。
⑤第5にクレームやトラブルのカードも入っています。
単純に売上に関係するカードだけではないので「業務カード」という表現にしました。
業務カードの内訳
・自由取引カード
本来は、仕事は自由取引が原則である。それゆえに、サイコロの目に委ねられている。運と言えば運だが、その運も偶然ではなく必然ととらえている。「すべては必然」と考え、事実という現象をいかに理解・解釈するかということである。現象に対する解釈力を養う機会として扱っている。また、サイの目を念じる力についても信じているものである。
・危険取引カード
自由取引が高じると、詐欺などの危険要素が大きくなってくる。それを戒めるカードである。
・仕事不成立カード
基本的に仕事は安易には成立しない。良くて4割、3割を基準目安としている。野球の打率を参考値にしている。基本プレートやフレームプレートの項目を満たせば、仕事成立になるようにもう1枚カードがめくれるルールになっている。期を重ねる毎に多くなっていくので、ほとんど仕事成立するようになっている。仕事が成立しても、在庫のリスクも反映してある。
・取引カード(販売成立)
原価2万円、4万円、6万円、8万円
売値8万円、10万円
で、組み合わせたものになっている。それぞれの原価率や粗利率、営業利益率も算定できるようにしてある。慣れてきたら、そういう研修指導もできるように配慮してある。そのために「自由意志」としてある。慣れてきたら、「あえて、売らない」という選択もできるようにしてある。
・取引カード(在庫)
販売での大きなリスクの一つは在庫である。それも織り込んである。さらに、在庫処分の対策も出来るようになっている。「ネット広告」がそれに対応するアイテムとなっている。
・多量仕事成立カード(1枚)
・開発仕事成立カード(2枚)
・クレーム・トラブルカード