基本プレート


●「◯△□の経営」に合わせた基本プレートのアイコン化
①感謝と受容:感性論哲学
②相互理解・相互協力:感性論哲学
③目標・達成::ドラッカーマネジメント
④すべてはお客様のために::ドラッカーマネジメント、感性論哲学
⑤笑顔と挨拶、返事と相づち:◯△□の経営
⑥整理・整頓・清掃:◯△□の経営
⑦報告・連絡・相談:◯△□の経営
⑧メモと手帳でカイゼン・改革:◯△□の経営
⑨見えるPL・見える利益:◯△□の経営


1:「感謝と受容」。いきなり感謝と言われてもピンとこないかもしれません。でも、苦労してきた人ほど、感謝の大事さをわかっています。感謝の言葉は「ありがとうございます」。「ありがとう」を言った分だけ幸せになれます。それと、現実や事実を受け入れること、自分も他人も受け入れること。受け入れた分だけ幸せになれます。そのためには、謙虚に、素直になること。傲慢にならないこと、知ったかぶりをしないこと。約束は守ること。守れそうもない約束はしないこと。人をバカにしないこと。余分なケンカはしないこと。


2:「相互理解・相互協力」。そのためにも、相手の話をよく聞くこと。相手の言い分や立場も考えてみること。その上で、こちらの話もわかってもらえるようにいろいろ努力してみること。そして、協力してもらうこと。聞き上手、頼み上手になることです。それには、なぜ、何のためにやるのか等も話しておくことが大事です。


3:「目標・達成」。その会社で仕事をするということは、必ずその会社の目的・目標があって、それを達成するための何かをする、ということなのです。これがハッキリしているほど目標達成できます。方向や対象が明確で、何をどれだけ、いつまでにやればいいか、わかっていることが大事です。戦略ー戦術ー戦闘ー格闘の一貫性が取れているほど好ましいです。経営理念ービジョンー経営計画ー実行計画の整合が取れているほど好ましいです。後は 実行です。


4:「すべてはお客様のために」。これが基本です、前提です。みんなお客様のために働いています。それだけに「お客様はだれか?」「お客様はどこにいるか?」「お客様は何を求めているのか?」「お客様は何で困っているのか?」等をわかっていることが大事です。それを、上司や社長の顔を伺ったりしてごきげんをとっているようでは勘違いも甚だしいと言わなければなりません。「それはお客様のためになっているか?」「それは目標達成に役に立っているか?」という2つの問いをいつも自分に投げかけてみてください。


5:「笑顔とあいさつ。返事とあいづち」。社会はすべて人間関係で成り立っています。その人間関係の中から仕事が生まれてきます。商品の提供なのか、サービスの提供なのか、その両方なのか、いろいろなケースがあります。その人間関係の始まりが、笑顔とあいさつです。笑顔が無くて、あいさつもしないと人間関係そのものができませんし、仕事も生まれません。人間関係をさらに進めるのが、返事やあいづちです。もっと重要なのは質問です。上手な質問はそのまま仕事を生み出すものです。本当に重要な人間関係の第一歩です。


6:「整理・整頓・清掃」。以前、「2S(整理・整頓)」としていましたが、コロナ禍において「清掃(清潔)」を加えて「3S」としました。「◯△□の経営」よりももっとわかりやすいものとして「3S(整理・整頓・清掃)経営」も温めてきているほど重要な視点からの経営です。その定義に中には、もちろん「◯△□の視点」が入っています。「整理とは、要るもの(◯)と要らないもの(×、×は□の対角線であり□として見なす)と、分からないもの(△)を区別して、要らないものを捨てること・・・」と定義しています。それほど重要な項目です。

7:「報告・連絡・相談」。「おもい」があってイメージ、ビジョン、アクションときて、社会・人間関係の中で、「すべてお客様お役に立つ」ために進められていきます。「笑顔とあいさつ、返事とあいづち」によってよき人間関係の中で仕事を生み出し、お客様の役に立っていく。より効率よく、生産的に進めるためにも3S(整理・整頓・清掃)は必須項目です。仕事におけるコミュニケーションは、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)によって、よりよいビジネスコミュニケーションが進み、目標達成の大きな力となっていきます。


8:「メモと手帳でカイゼン・改革」。仕事や経営を進めて行けば、うまくいくことばかりではありません。いろいろな問題やトラブルの中で進んでいくものです。それらを乗り越えていくために最も大事なことは現場主義に基づく気づき等のメモや記録です。それらを改善や提案、さらには企業改革、イノベーションにつなげていくことができれば素晴らしいことです。こうして、目標達成を果たしながら、「いい会社づくり」を進めていくことができるのです。


9:「見えるPL、見える利益」。企業は利益を出し続けながら成長していくことができなければ、廃れていくものです。会計数字を財務的に健全に保ちながら、理念経営を進めていくことが理想です。そのためにも、会計思考や財務三表の基本を身につけることが必須です。「会計の地図」も参考にするといいでしょう。そのための切り口は!見える化」です。数字を押さえ、利益管理を徹底し、理念経営を進めていくことが、これからの経営の基本です。「経済と道徳、そして生命」という3大要素をバランスさせながら、成長繁栄していくということです。