【「哲学的に考える」ということ】・・・哲学者・芳村思風の言葉より
●「哲学的に考えるとは、根元的に考える事であり、
哲学とは根元への思考であり、同時に根元から思考である」。
●「哲学は、最も確実なるもの、それ以上疑い得べからざるもの、
直接的な明証性をもつものを、その思考の基礎に置いて進めなければならない」、
「哲学が、最も確実なるもの、
それ以上疑い得べからざるものから出発しなければならないとすれば、
私においてそれは『感性』である」。
●「哲学する心こそ、真に自由なのであり、哲学において人生は、世界は、
真の意味と目的を与えられるのである。すべてのありとあらゆる存在が、
活き活きと生きて輝く世界、意味に満ちた世界、
それこそ、自由なる哲学の究極の理想であると言わねばならない」
●「哲学するとは、すべてのものに意味を与えることである」。
●「哲学とは、生きがいに根拠を与えるものである。
すなわち、生きがいをゆるぎないものにするものである」。